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ぎっくり腰に湿布は効果があるのか? 効果的な薬

ぎっくり腰に効く薬

湿布の効果はありますが,湿布でも大きく分けて3種類あり,温湿布,冷湿布,ロキソニンテープがあります。

ぎっくり腰の場合,捻挫,炎症,脱臼が原因で起きている為,急性期は温めてはいけないので基本的に消炎効果のある,冷湿布やテープを貼ると効果的です。逆に温湿布を貼ってしまうと炎症をより広げてしまい,痛みが増してしまいますのでNGです。なので,お風呂に浸かるといった行為も患部を温め炎症を広げてしまうのでシャワーなどで済ませた方が良いです。

次にロキソニンテープですが,貼る鎮痛剤なので効果は痛みを和らげることにあります。そういう点では,飲むロキソニンや頭痛薬などは,痛みを軽減させてくれるので,効果はあると思われますが,ぎっくり腰の根本的な原因を治す訳ではありません。 炎症を抑えるには氷のうなどでアイシングして冷やすのが一番効果的で,根本の原因である神経の圧迫を取り除く事でより短い時間で痛みが軽減します。

治らなかった場合、ぎっくり腰の治療方法とどこへ行くべきか?

一般的に整形外科での治療は痛み止めやロキソニンテープなどの鎮痛剤を処方してくれる所が多く,コルセットで腰を固定して痛みを和らげるなどの対処療法で痛みを抑えることは出来るのですが,根本的な改善にならず,時間が解決するのを待つということになりがちです。

次に整体院などの治療院ですが技術や施術のやり方は色々ですが基本的には,捻挫,炎症,脱臼が原因しているので,根本の原因である神経の圧迫を取り除く事が出来る院を選ばれる事をオススメします。神経の圧迫が改善され炎症が治れば痛みは自然と治まります。

ぎっくり腰の原因と予防するには

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰は腰椎が瞬間的にズレてしまう事が原因で起こります。『急性腰痛』 『椎間捻挫』とも呼ばれていて,グキッという衝撃と共に腰が強烈な激痛に襲われるものです。

人それぞれ原因はさまざまですが,腰の慢性的疲労が続き,その事が原因で症状として突然表れるだけでゆっくりと,その原因となるものは進行しています。ストレートネックなど生理的湾曲が崩れてしまっている方などはどうしても腰にかかる負担,筋肉にかかる負担が大きくなり発症しやすくなります。

次に骨格の歪みもあげられます。歪んだ骨格は左右のアンバランスを生み出し,その周囲の筋肉もバランスを取ろうとして,よく使う筋肉とあまり使わない筋肉とが生まれ徐々に筋肉疲労が蓄積され腰痛に繋がります。

ぎっくり腰は腰椎がズレてしまう事で関節を捻挫した状態となり,この捻挫により周辺組織が炎症を起こす事で強い痛みが生じます。季節の変わり目や午前中に起こる事が多く,朝,洗面台で前屈して顔を洗う動作や,くしゃみをしたりと,ちょっとした動作などで発症する事があります。


ぎっくり腰を日常的に予防するには

筋肉に持続的に負担を掛けない,急激な負担を掛けない様に心がけると良いです。

腰を支える筋肉の捻挫,炎症,脱臼が原因で引き起こされる症状と一般的に言われていて,筋肉のストレス,負担がかかって炎症となる事が多く朝起きてすぐや,午前中の筋肉が収縮している状態,血流が悪い状態で発生しやすい傾向にあります。デスクワークなど同じ姿勢で長時間過ごす事で筋肉が固まってしまい,血行不良にもなってしまうので筋肉に栄養が届きにくくなってしまいます。

予防する為に運動をする事で普段,座りっぱなしで使っていない筋肉を動かし,腰まわりの筋肉を鍛える事で疲労に強くなり,ぎっくり腰を起こしにくくなります。また,ストレッチを行う事で凝り固まった筋肉を柔軟にして血流を良くする事で予防に繋がります。また,重たい荷物など持つ時に前かがみに腰を曲げて持ち上げると腰には相当な負担が掛かりますので,荷物を手前に持って膝を上手く使って持ち上げる事で腰の負担は軽減され,身体全体の疲労軽減にも繋がるので,心がけると良いでしょう。

栄養をしっかりとり疲労を溜め過ぎない様にしてください。

坐骨神経痛の効果的なストレッチ

坐骨神経痛の原因に特に多いのが腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症があります。

このどちらも背骨や神経を圧迫する事で痛みや痺れなどが起こりますがストレッチをする事で圧迫を減らし症状を緩和します。 まず正座した状態からひれ伏す様にひじを伸ばして手と頭を前へ倒して行き腰椎椎間板の圧迫を軽減させます。(お尻は浮かせない事) 朝,目覚めてすぐに動くのではなくて,いまのストレッチを入れる事によって痛みや痺れは軽減します。

正座の出来ない方などは仰向けに寝て,力を抜いて両手でひざを軽く抱える事でも良いです。腰の片側,お尻,太ももが痛む,痺れる場合は立った状態で痛む方の足を後ろにしてクロスし,ゆっくり前へ前屈していきます。お尻,太ももが伸ばされていればストレッチ出来ています。

座って両足を伸ばした状態で痛みや,痺れる方の足を曲げて前屈するストレッチでも構いません。 原因が腰椎椎間板ヘルニアの場合の睡眠の仕方としましては,痛みや,痺れのある方を上にして横向きに寝てもらい下になっている足を伸ばし,上にある足の甲をひざ裏に引っ掛ける様にして寝る事で突出している髄核が出づらくなるので痛みが緩和します。

ストレッチの注意点として,あくまでもストレッチなので,はずみをつけたり,勢いをつけたりしないでゆっくり呼吸しながら行ってください。無理に行うと返って痛みが悪化する事があるので注意してください。

尚,痛みや痺れが広がってしまった場合は要注意でストレッチはオススメ出来ませんので,しっかりと何が原因となっているか診断してからにしてください。

坐骨神経痛の症状が出たらどうする? 治療方法

症状の範囲について

坐骨神経痛は神経圧迫や障害を受ける場所などによって症状の起こる範囲が変わって来たりします。坐骨神経痛で1番多い症状は椎間板ヘルニアです。

この症状は椎間板の中に髄核と言うゲル状の組織があり,ドーナツ状に取り囲んでいる線椎輪に重力がかかり過ぎて破れて突出して起こります。その事によって神経を圧迫して痛みが出ます。

症状の対処法

その対処法として突出した髄核を,梨状筋などお尻まわりや,腰の筋肉を引き締めるアプローチをかけ,突出した髄核を中へ戻します。その事により髄核が神経を圧迫しなくなり痛みや痺れなどが緩和します。

次に多いのが腰部脊柱管狭窄症です。この症状は,腰の骨の中に神経が通っていて,その神経が通っている所が脊柱管と言われますが,その神経の通り道である,脊柱管が年齢とともに変形し通り道が狭くなった事により神経を圧迫して坐骨神経痛を引き起こします。

あまりにも変形し過ぎてしまうと手術により神経を圧迫しない様に対処する必要が出て来ます。

疲労を溜め過ぎない様にし,姿勢を良くして日常生活を送る様に心がけると良いでしょう。

他には,腰椎すべり症(腰椎と腰椎のロックがはずれて前方へ滑りだす事)や 梨状筋症候群など(臀部の筋肉の硬直により坐骨神経が圧迫を受けて痛みや痺れが起きる状態)があります。

坐骨神経痛の症状と原因

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛は疾患名ではなく症状になります。この症状を引き起こす疾患には,腰椎椎間板ヘルニア,腰椎分離症,腰椎すべり症,変形性腰痛症,脊柱管狭窄症などがあります。

坐骨神経痛の症状

圧迫や障害を受ける部位によって症状のおこる場所や範囲が変わって来ます。腰から足の先まで筋肉の中を通っている太い神経が坐骨神経です。その坐骨神経が何らかの要因によって圧迫されると下肢に症状が現れます。

坐骨神経痛の原因

坐骨神経の原因として,若い方の場合は腰椎椎間板ヘルニアが多くみられ,高齢になると腰部脊柱管狭窄症が原因で発症する方が多くなって来ます。腰椎椎間板ヘルニアの場合は重力や衝撃を,椎間板が分散出来なくなって来ると線椎輪が破れて髄核が突出してしまいます。その事によって神経に触れて痛みや痺れが出ます。

一方高齢の方で多くなって来る,腰部脊柱管狭窄症は腰近辺の脊髄神経を圧迫している状態を言います。脊髄には脳から出る沢山の神経が通っていて,その脊髄が走っている脊柱管が,椎骨や,椎間板の変形,後方にある黄色靭帯の肥厚(増大),変形性腰痛症でみられる椎骨に出来た棘などで狭くなって脊髄を圧迫し,痛みや痺れを起こすのが脊柱管狭窄症です。

背骨の変形は老化に伴うものが多く,遺伝でもなりやすい傾向にあります。黄色靭帯は加齢やホルモンのバランスの乱れで肥厚します。症状として,歩き続けたり,しばらく立ち続けていると足が痛くなり,少し休むと痛みが引くというような歩行障害などが出やすくなります。

ストレートネックに効果的な治療と改善例

ストレートネックに効果のある治療方法

ストレートネックになると(生理的湾曲が無い状態)首の後ろの筋肉が固まってしまうので,まずは後ろの筋肉,頭板状筋や僧帽筋などを緩めると楽になります。しっかりと緩めてから瞬間的に牽引をして頚椎椎間板が固定して固まっている物を緩める事によって,頚椎椎間板自体が持っているクッションを取り戻す事が出来ます。

しかし生理的湾曲が無い状態ですと,またすぐに頚椎椎間板に負担が集中してしまう為,やはり日頃の生活で前かがみにならない様に注意していただくか,定期的に頭を後ろへ倒して少しでも首の後ろの筋肉を緩める事をおすすめします。

そして治療する側としましては,首が真っ直ぐになってしまっている状態なので,ストレートに配列されている頚椎を伸ばす行為をしますが...この時に通常の湾曲のある頚椎の方より,首の周囲の筋肉や神経を傷つけてしまう可能性が高くなりますので細心の注意や集中力が必要になります。

手に返ってくるもので瞬間的に牽引をやめて筋肉や神経を傷つけない様にしますが,基本的に瞬間的に牽引する技術は事故を起こしやすい高度な技術の為ほとんどの整体院では行っていないのが現状です。

ストレートネックが改善された例

ながい時間,猫背やうつ向いた姿勢をしてストレートネック(真っ直ぐ)になってしまったので基本的にはその逆を行なう事によって改善し,正しい姿勢を意識して長時間うつ向かないと言う事で改善されて行きます。

例えば,赤ちゃんが産まれて頭が座って来ると言うのは立つ準備をしていると言う事で頚椎の湾曲が出来た=首が座ったと言う状態になります。逆を返せば,首が真っ直ぐになると首から背中まで丸まっていると言う状態なので産まれる前の状態に近づいていると言う事になります。そうなると当然二足歩行の生活をする上で色々支障が出て来ると言う事なので,いかに姿勢が大事かと言うのがお分かりになれたかと思います。

なので根本的な改善は姿勢の改善と言う事になります。

ストレートネックによる肩コリの緩和のしかた

寝ているときにできる簡単な方法!

ながい時間をかけて頚椎が真っ直ぐになってしまい,首の後ろの筋肉,頭板状筋や僧帽筋などが緊張して固まってしまっているので,その筋肉を緩めてあげる事で少し緩和します。 基本的には生理的湾曲が出来て来ないとクッションの役割を果たしきれていないので,睡眠になる時に3~15分ほどバスタオルを丸めて,それを首の下に敷いて寝てください。 最初は少し痛いかもしれませんが,高さや太さなど調節して首の湾曲を作る事を日々行う事で少しずつ湾曲を取り戻す事が出来ます。
そうすると僧帽筋は首から肩まで続いているので,首から来ている肩コリには有効です。

簡単にできるストレッチ

もう1つ湾曲を作る方法として,フェイスタオルを両手で持ち,首の後ろに当ててタオルを持ったまま両手を上に上げていきます。この時に頭が少し上に向く様にします。その状態から顎を引き,うなずく姿勢を5~20秒ほど行います。

1連の動作を1日5セットほど行うと良いです。

ながい時間をかけて真っ直ぐ(ストレート)になってしまったので,また長い時間をかけて元の湾曲へと戻すというイメージを持って行ってください。

ストレートネックの痛みと痛む場所

ストレートネックで影響が出やすい場所

人によって痛む場所は異なりますが,頚椎の3番と7番に負担がかかりやすくなります。

生理的湾曲をしている事によりクッションの役割をしていた物が,真っすぐ(ストレート)になってしまった事で全体のクッションの役目が無くなりその分,頚椎椎間板に負担がかかってしまいます。 頚椎椎間板は腰椎椎間板と違い薄くて余り衝撃や重力を吸収出来ません。その事で,頭痛がする,吐き気がする,首が痛い,首が動かない,上が向きにくい,手が痺れる,背中が痛い,などさまざまな症状が出て来やすくなります。

対処方法

そしてあまりにも頚椎椎間板に負担がかかり過ぎてしまうと,頚椎椎間板から髄核が突出して頚椎ヘルニアになってしまいます。すると神経を圧迫してしまい,圧迫した状態が続いてしまったら,痺れも続いてしまいます。 そうならない為にも,うつ向く姿勢や猫背を長時間取らない事をおすすめします。

ストレートネックの症状と原因

ストレートネックとは

まず,ストレートネックとは頸椎の生理的湾曲がなくなり,頸椎が真っ直ぐ(ストレート)になってしまった状態を言います。

何故ストレートネックになってしまうかと言いますと,最も多いケースが現代病で,長時間のデスクワークやスマートフォンの使い過ぎで猫背になり頭を下へ向ける機会が多くなる事で首の後ろの筋肉,頭板状筋や僧帽筋などが緊張して固まってしまい,長時間続けてしまうと硬直してしまいます。

ストレートネックの症状

やがて頸椎本来の湾曲を筋肉が鎧のようになり湾曲出来なくなってしまいます。ながい時間~年月をかけて少しずつ湾曲がなくなっていってしまいます。何故湾曲がなくなるといけないかと言いますと,緩やかに湾曲している事によってクッションの役目をしています。 よって頸椎が真っ直ぐになってしまう事によりアクソーバーの機能がなくなってしまい,頸椎椎間板に過度な負荷がかかってしまい,その事が原因で,頭痛がしたり,肩が凝ったり,首が痛い,上が向きにくい,手が痺れる,吐き気がするなど,さまざまな症状が出る可能性が高まります。

すぐできる対処法

なるべくうつ向く姿勢を取らない様に心がけて,適度に頭を後ろに倒してあげて筋肉を少しでも緩めてあげる事が良いでしょう。因みに,現代病なので最近では子供にも増えて来ています。

ヘルニア急性期における症状の例

急性期の症状

腰椎椎間板ヘルニアの痛みは,始めのうちは何か違和感があるなと感じる程度で軽いものですが,それが椎間板ヘルニアだと気づかずに放置したり,忙しくてそのまにしてしまう方がほとんどです。 その軽い段階で治療出来れば1番良いのですが治療しないでそのままにしておくと本格的に発症し,非常に激しい痛みを味わう事になります。 中には痛すぎてベットから起き上がれなくなったり,真っ直ぐ立つ事も出来なくなったりします。

その様な痛みの発症から1週間ほどの期間を『急性期』と言い,この期間はとにかく激しい痛みが襲い掛かって来ます。 何故かと言いますと脳から足の先まで神経が走っていまして,今まではその神経に触れていなかった物が突然神経に触れてしまうからです。 虫歯を治療された方は治療を受けている時に神経に触れた痛みを覚えていらっしゃる方もいるかと思いますが,その痛みか,それ以上の痛みが腰に持続するのでどれだけの激痛か何となく想像して頂けたかと思います。

対処法

早く痛みを取り除く為には神経に触れている髄核を元の位置へ押し戻してあげる事で神経に触れなくなるので,後は炎症(熱をもっている)がひいていけば痛みは無くなります。 (だいたい炎症は2~3日でひいて行きます) 尚,患部を冷やしてあげるとより効果がみこめます。

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