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コラム 2017年8月

坐骨神経痛の効果的なストレッチ

坐骨神経痛の原因に特に多いのが腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症があります。

このどちらも背骨や神経を圧迫する事で痛みや痺れなどが起こりますがストレッチをする事で圧迫を減らし症状を緩和します。 まず正座した状態からひれ伏す様にひじを伸ばして手と頭を前へ倒して行き腰椎椎間板の圧迫を軽減させます。(お尻は浮かせない事) 朝,目覚めてすぐに動くのではなくて,いまのストレッチを入れる事によって痛みや痺れは軽減します。

正座の出来ない方などは仰向けに寝て,力を抜いて両手でひざを軽く抱える事でも良いです。腰の片側,お尻,太ももが痛む,痺れる場合は立った状態で痛む方の足を後ろにしてクロスし,ゆっくり前へ前屈していきます。お尻,太ももが伸ばされていればストレッチ出来ています。

座って両足を伸ばした状態で痛みや,痺れる方の足を曲げて前屈するストレッチでも構いません。 原因が腰椎椎間板ヘルニアの場合の睡眠の仕方としましては,痛みや,痺れのある方を上にして横向きに寝てもらい下になっている足を伸ばし,上にある足の甲をひざ裏に引っ掛ける様にして寝る事で突出している髄核が出づらくなるので痛みが緩和します。

ストレッチの注意点として,あくまでもストレッチなので,はずみをつけたり,勢いをつけたりしないでゆっくり呼吸しながら行ってください。無理に行うと返って痛みが悪化する事があるので注意してください。

尚,痛みや痺れが広がってしまった場合は要注意でストレッチはオススメ出来ませんので,しっかりと何が原因となっているか診断してからにしてください。

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